佐多岬ロードパーク(九州本島最南端)佐多岬で叫ぶWebデザイナー

九州本島最南端「佐多岬」へと行ってきました。みなさんは行った事はありますか?
私は今回で4度目の佐多岬訪問かと思います…。
最北端、最東端、最南端、最西端、日本の幾つもある大陸にはそれぞれ東西南北の端っこがあって、記念碑がたいだいは建てられていますw
この端っこに行くのが私も好きなんですが、鹿児島遠征中にまたまた佐多岬へと行ってきました。
まぁ佐多岬に行く理由がありまして、父が佐多岬に有志と共に記念碑を建てたって事で、確かめに行ってきた訳ですw
佐多岬は、地図で確かめると鹿児島県の右側の大隅半島の一番南側の先っぽに位置してます。
こんな場所に人が住んでいるの?どうやって生活しているの?って気になりますが、海と山、大自然に囲まれたとても良い場所です。
ジャングルみたいですよ。
佐多岬は、四国の最西端・佐田岬とよく間違われるようです。行く時はご注意をw
スポンサーリンク大隅半島には根占という町があり、子供の頃からよく来ていたのですが、根占から佐多街道を1時間ちょっと車を走らせると佐多伊座敷という町があり、佐多伊座敷を抜けると、道は整備されているものの、ぐねぐねの山道になり、更に車を走らせると、佐多岬ロードパークへ続く無人のゲートへ辿り着きます。
ゲートのはデザインからしてバブルの時期?に建てられたかのようなゲートです…。
かつては観光地として活気があったのだと思いますが、今は色あせてしまってます。人の手が加えられてなくなって自然にとっては良い事なのですが…。
2012年10月29日に所有者のいわさきコーポレーションが、利益の出なくなった佐多岬を南大隅町に譲渡(何かと引き換え?)し、無料で通行ができるようになりました。自転車でも徒歩でも通行できるようになりました。
佐多岬ロードパークは、道路は整備されているものの、亜熱帯気候特有の植物がたくさんあり、道路にもはみ出て成長していたりします。まさにジャングルと言っても過言じゃないですw
佐多岬ロードパークのぐねぐね道を数分走ると「佐多岬日本本土最南端」の記念碑が出現しますw
はい、この記念碑こそ父が有志と寄贈した記念碑です。
記念碑を建てるまで、色んな苦労があったようです…。
佐多岬の所有者が南大隅町になった時にようやく設置する事ができたようです。
この場所に記念碑を建てる目的としては、佐多岬の展望所にも記念碑はあるのですが、そこまでたどり着けない人の為の記念碑のようです。体の不自由な人などがここで記念写真を撮って貰えるようになどなど、訪問者それぞれ自由に利用できます。
実際、車を止めて記念撮影をしていく人達を多く見ましたw
記念碑の後ろにはしっかり佐多岬灯台が見えます♪
記念碑から車を更に1分ほど走らせると、佐多岬展望公園入口に着き、車の駐車場があります。
70台ぐらい停められます。
自転車やバイクで旅をしている人達も見受けられます。
その駐車場脇には、日本本土最南端の公衆電話ボックスがあります(笑)
実際に通話ができるので、最愛の人にでも無事を伝えてみてはいかがでしょう。
駐車場には誰もが目につく大きな大きなガジュマルの木があります。
佐多岬では至る所でガジュマルやソテツなど南国(ジャングル)の植物を見る事ができます!
気根がぐねぐねしてます。
長い年月をかけて成長した気根は、地面のアスファルトやコンクリートなどを突き破る威力があるんだとか…。
また、ガジュマルの木には妖精が住んでいるんだとか…。
駐車場横には自販機やトイレ、展望公園入口トンネルがあります。
以前は300円払って入園していたのですが、無料で入園できるようになっています。
杖を装備していけますw
長いトンネル内には何かがこもらないように、軽快な音楽が鳴り響いています(笑)
トンネルを抜けると何もない広場に出ます。
立ち止って”佐多岬展望公園の利用について”を読むのも良いでしょうw
駐車場より徒歩10分ほど、細い遊歩道を通っていくと「御崎神社」があります。
日本で最古の通貨である和同開珎(708年)開基である御崎神社は、なんと「縁結びの神様」との事。
はるばる佐多岬の地に来た人には良いご縁が訪れるかも知れませんw
神社では、おみくじ、お札などが買えます♪
遊歩道を佐多岬灯台方面へゆっくり進みます。
アップダウンがそこそこあります。健常者でしたら誰でも通行できます♪
レストハウスがあった場所。レストハウスが稼働していた時も来た事があります。
展望所近くの脇道には「縁結びの神」のおみくじができる場所が…。
展望所近くの遊歩道からの景観。
薩摩半島南部にある開聞岳が見えます。
晴れてないのが悔しい(汗)
佐多岬展望所に到着!
以前は展望台があったのですが撤去されたようで、九州本土最南端「佐多岬」の記念碑が立っています!
眼下には佐多岬灯台と太平洋を望めます!
海を見ると叫びたくなります!
「やせたーい」とw
この地からは、天候によっては種子島・馬毛島・屋久島や三島村の島々などを望むことができるようです。
天気は少し残念だったけど、父が寄贈した日本本土最南端の記念碑や佐多岬の自然、今を見れて、とても充実した視察?でしたw
来てよかったです。
佐多岬は今後、県や町が新たな展望台や遊歩道などを整備していく方針となっているようです。
時間がかかるかも知れませんが、とっても楽しみな事です。
機会があったら是非日本本土最南端「佐多岬」へ足を運ばれてください。
良いご縁が生まれるかもねw