西表島の大原港から波照間島へ「スオウの木」と「西表 島菓子工房」の西表土産

西表島から「日本最南端の有人島 波照間島」へ向かう為、西表島南東部にある大原港まできました。
3度目の西表島の旅でしたが、毎回西表島を出る時は不思議と大原港になってます…。
前回は、台風で波照間島に行けなくて、竹富島へ行きました。
今回は2度目の波照間島行き挑戦です(笑)
西表島には移住者が多い北部の上原地区と昔から住んでいる方が多い南東部の大原港の2つがあり、上原港はダイバーやアウトドアを楽しむ方々、大原港は由布島などを観光する方々が多く、意外にも全体的に大原港の方が利用者が多いようです。
また、台風などで上原港が全便欠航となっても大原港はギリギリまで船が動いてるとの事で、上原地区に行くために、石垣港離島ターミナルから西表島大原港へ渡り、バスやタクシーで上原地区を目指す方々も多いようです。
前回西表島に来た時は、台風が近づいてきてる事もあり、大原港経由で上原地区へ向かいました。
大原港には正式名称があって「仲間港」と本来は呼ぶようで、安栄観光・八重山観光フェリー・石垣島ドリーム観光の3社が石垣島、小浜島、竹富島、波照間島へと高速船やカーフェリーが運航しています。
大原港(仲間港)から波照間島への船は不定期航路の為、事前予約が必要です。
予約をしとけば、石垣島から出航する船が西表島に寄ってくれて波照間島へ行く事ができます。
わざわざ石垣港に戻って波照間島を目指す事もないので、とても便利です。
私たちだけの為に船が西表島大原港に寄ってくれる…。
そんな想いもありましたが、思いのほか利用者は多かったです(笑)
西表島大原港から波照間島へ向かった時の事を紹介します。
スポンサーリンク沖縄はまだ梅雨の時季でしたが、晴れ男パワーが発揮されたのか、今回は好天に見舞われました。
って事で、波照間島へ船がでます!
西表島大原港の旅客ターミナルビルも駐車場も上原港に比べると大きくて広いです。
旅客ターミナルに入ると、安栄観光の乗船券売り場があるので、予約した際の名前を伝え、乗船券代を支払います。
「西表島大原 発 ⇒ 波照間 行き (片道) 」大人 1,540円 小人 770円
80円引きされたのは何故だっただろうか?乗船券をネットで予約したからだったかな?
高速船の運行状況は、安栄観光のホームページを見ると確認できます。
乗船券を無事に購入できたら、出航の時間まで時間があったので旅客ターミナル内を散策♪
大原港に来たら是非立ち寄ってみて欲しい場所があるのですが、待合所の後方にある「共同作業所 スオウの木」というお店は要チェックです!
「共同作業所 スオウの木」は、西表島大原集落にある福祉施設で、主に心身障害児の方々が手作りの郷土作品を作られていて、ここ大原港で販売されています。趣向を凝らした西表島を連想する商品がたくさんあり、ここでしか買えないユニークな西表島土産がたくさんあります。
漂着物手ぬぐい、クバの葉のうちわや島の粘土を使用したメダル、貝殻やソテツの実、アダンの葉など、西表島にあるものを生かした商品が多々販売されています。
大量生産ではなくひとつずつ手作りなので、西表島や人の心のこもった特別なお土産になる事間違い無しです!
是非、「共同作業所 スオウの木」に立ち寄ってみて下さい♪
西表島の手作りアイス「マーハルジェラード(420円)」も販売されています。
「マーハル」とは大原集落の方言で「おいしい」という意味のようですw
「みなとのやおや」…やおやさんもあります。
西表島産のピーチパイン、パッションフルーツ、島バナナがおすすめ♪
これから行く波照間島の黒糖が販売されていますが、右下の「西表 島菓子工房」の商品は西表島に来たなら要チェックです!
「西表 島菓子工房」は西表島北西部の白浜にある名前の通りのお菓子工房で、クッキーやアイスが食べられるカフェスペースです。
私も一度訪ねて美味しいアイスをいただいた事があるのですが、2015年8月現在は別事業が多忙によりカフェスペースは営業していないようです。
しかし、嬉しい事にクッキーやアイスは港の売店やスーパーに納品されているようです。見つけたら是非旅の栄養にと連れて行ってあげてください。
西表島から波照間島への高速船の出航時間が来ました。
乗船時間は40分くらい…だったかな…。
潮風を浴びたくて高速船の後方に乗船。
エンジン音がめちゃくちゃうるさかったです(笑)
びっくりした事に西表島と波照間島間の海の上では、LTEの電波がびんびんに3本立ってました!
水面を爆進する船から望む360度見渡す限りの大海原。最高の景観でした。
「日本最南端 波照間島へようこそ」
波照間島の波照間港に到着。
未踏の地であり日本最南端の有人島「波照間島」、どんな景色が見れるのか、どんな事が起こるかとても楽しみです。